眼鏡越しの散らかった日々

気の向くままに筆をとるだけ

郷土料理週間

好きだった、というのが正しいかはさておき(置くんかーい)、私の母校の小学校では「地元の名物料理を食べましょう」という食育の一環で、【郷土料理週間】というものがあった。

 

一年に一度、1週間毎日一品、郷土料理が給食として出されるのだ。

 

そして、毎年、私とたたかうことになるメニュー、それは【いわしのぬか味噌炊き】であった。(地元がバレるが、仕方ない)

 

それが出る日は、11時くらいから校舎全体にぬか味噌炊きの独特な香りが充満するのだ。

もちろん、苦手である。

でも、超地元のまさに【郷土】料理であるため、毎年必ず、ヤツはやってくる。

そうして私の嗅覚と味覚に爪痕を残して帰っていくのだ。

 

大人になった今も、あの味と香りは忘れられない。そして、それが郷土料理であることも忘れられない。

 

まぁ、食育としては大成功である。

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