夫の父としての願い
私の夫の夢は、
「子どもとポケモンをプレイすること」だそうだ。
よく、盃を交わすとかは言うけど、そんな年齢まで待てないらしい。
そんな夢があったとは知らなかった。
夫はゲーム好きで、中でもポケモンは第1作目から全てのシリーズをプレイしているほどの好きなものなのだ。
ならば、そういう夢を抱いてもうなずける。
そんな夫が、昨日、息子に「ゲームセンターでメダルを全部使った」と怒っていた。
これで遊ぼうと見せたのだから、そりゃ全部使いたいと思うが、夫は少し残しておきたかったらしい。
自分が子供の頃のことを思い出して見たら?と言うと、「思い当たることしかない」と苦笑いしていた。まだやる、まだやるとねだっていたらしい。
子どもとはそういうものだ。
まぁ、その上で「こうしてほしい」「これはダメだよ」というのを子どもに伝えていけたらいいんじゃないかと話して、夫も納得したようだった。
節度あるゲーム好き。
息子よ、それが父の願いのようだ。